11月18日（月）、（株）野村総合研究所（ＮＲＩ）が、他地域のサテライトオフィスを視察することにより三好市との環境や設備の違い、三好市との併用の可能性、またサテライトオフィスを利用する意義を再確認することを目的に、本年9月に実施した歌山県（ワーケーション先進地等）の視察の様子をご報告いただきました。

当日は、三好市職員をはじめとする三好市関係者、徳島県職員、また和歌山市加太からも観光協会やまちづくり社員の方々も含め約30名の参加のもと、徳島県からの「ワーケーション」についての概要説明や、にし阿波での取り組み紹介が行われたあと、ＮＲＩさんによる「視察報告」が行われ、三好市と和歌山県各地（加太、田辺、白浜）とのサテライトオフィスの比較（アクセス、現地での移動手段、地域性、住環境、オフィス設備等）のお話しもいただき大変興味深いものでした。その後三好市関係者と和歌山県加太の方々によるディスカッションも行われ、参加者は熱心に聞き入っていました。

企業にとっては、働き方改革や、福利厚生の充実の一環としてのみならず、地方としても関係・交流人口の増加、地域の賑わいづくりとしても今後ますます「ワーケーション」が進展することが予想され、地域の関係者が知恵を出し合い、「ワーケーション候補地」と成り得る地域づくりの重要性を感じました。

今回この報告会をきっかけに「ワーケーション」についての取り組み意義や、また受入れ地域側、企業側、行政の立場からも様々な意見交換ができたことは大変意義深い報告会となりました。