
自社で運営している賃貸オフィス検索サイトの物件情報の更新に特化したデータセンターを開設するため、サテライトオフィスの設置を決めました。
管理している物件情報を常に最新に保つことは社内でも重要な業務です。
これまでは東京や大阪の拠点を中心に情報の最新化を行っていましたが、情報も10万件を超えてきたため物件情報更新に特化したデータセンターを立ち上げることになり、その時思い出したのが三好市でした。
最初に三好市を訪れたのは2022年のサテライトオフィス視察ツアーでしたが、当時は「地方で拠点をもちたい」と漠然と考えてはいましたが業務の切り分け方も明確にしていなかったので一旦保留にしていました。
今回はデータセンターの立ち上げという明確な目的、大阪から徳島が近い、四国にまだ拠点がなかった等、色々な理由も重なり検討し始めてから決定までは早かったです。
市役所の職員の方々が熱心で行政の垣根を超えてくれる人達が多いと感じたことも進出を決めた理由ですね。
データセンターとしての機能・規模感を東京や大阪で用意することを考えると賃料などのランニングコストが抑えられる点は大きなメリットだと思います。
社内で福利厚生の一環としてワーケーション制度も取り入れているので、自然に囲まれたデータセンターにワーケーションの拠点としても期待しています。
地方で充分な人数の採用ができるか、というところはこれからの課題にもなってくるとは考えています。
今はパートからはじめて研修や実務を通して、本人の意向があれば正社員転換も視野にいれる体制をメインにしていますが、求人媒体やハローワークを通して応募も頂いているので、スキルや経験など条件が合う方がいればはじめから正社員雇用という方もでてくると嬉しいですね。
数名のベテラン社員がいる状態が作れれば地元の高卒採用も視野にいれているので、データセンターとして10名規模を目標に求人は続けていく予定です。